北海道少林寺拳法連盟理事長

理事長 白戸淳一
2025年度に向けて
合掌
新年度が始まり新たな気持ちでスタートしていることと思います。
昨年を振り返るとコロナが明け漸く普段の活動ができるようになり周りを見渡すと拳士数の減少で思うような活動ができなくなっている現状が目の前に突き付けられておりました。
それをどう改善し元のような活気あるものにして行くか非常に少林寺拳法として問われている気がしております。そのような中で公益財団への移行も一度は白紙状態の中2026年12月31日までに再度スポーツ庁に申請書を提出し受理されなければならないということが発生し今本部、本山、UNITYの3法人間で協議を詰めている段階であります。北海道連盟としては静観するしかありません。
北海道連盟は昨年60周年を迎えておりました。コロナ禍の中にあり準備など計画がとどこっておりできませんでしたが、今年中には記念誌を作成したいと考えております。
昨年は、当別町にて2日間で開催をしましたが、今年の全道大会は初めて岩見沢市において1日で開催いたします。拳士が集える楽しい大会になるようにと考えておりますので皆様のご支援賜りますようお願いいたします。
今年も中学生大会、高校大会、大学大会、講習会、研修会と盛りだくさんの行事を企画しておりますので是非多くの皆様が参加下さいますようお願いいたします。
最後になりましたが、比べること、競うことは世の常である。競争するから進歩する一面もある。だから頑張ろうという気力も湧いてくる。しかし、効率ばかり求めていては本質を見失うこともある。合理性だけでは済まされないのも人間の心である。とある雑誌に載っていましたが、少林寺拳法が目指す真の平和な世界の実現目指していくためにも分別や合理性を超え、大いなる願いをもって愚直に道を行じていく心を大切にしていきたいと思っております。
皆様2025年度も北海道少林寺拳法連盟にご支援くださいますよう宜しくお願いいたします。
結手
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